中食（惣菜管理士25周年記念）（1）三晃・黒田久一社長 潮目読み、経済・社会的価値を
加熱調理などの高度加工を行う池沢工場
業界転換の潮目を読み、経済的・社会的価値のあるビジネスへ--「大根一本からおせちまで」を合言葉に、青果物の仲卸・販売・加工を手掛ける三晃の黒田久一社長は、中食・惣菜産業のこれからの方向性を示す。近年の人手不足がもたらすさまざまなニーズへの対応をチャンスととらえ、業界全体の変革を進めていく重要性を強調。食に関わる多方面へのビジネス展開とともに人材育成を進めるなど、10兆円に迫る成長産業のさらなる発展に向けてさまざまな展開が求められている。
