Mizkan、「八方だし」TVCMで味確認室社員がPR

調味 キャンペーン 2018.04.27 11694号 10面

 Mizkanは、14年にMD本部内においしさを追求しミツカンの味づくりをサポートする組織「味確認室」を3人で立ち上げ、現在は兼務者を含め総勢18人の体制でさらなるおいしさの追求に取り組んでいる。味確認室こだわりの新調味料ブランド「PIN印」第1弾商品「八方だし」を2月に発売、21日から全国放映する同商品のTVCM(写真)に同室社員2人も出演して、おいしさにこだわった商品を訴求する。

 味確認室社員は実際に一流料理店の厨房(ちゅうぼう)に入って修業し、例えば、料理長は「甘みが足りない」と言いながら砂糖ではなくだしを加えるなど、さまざまな場面を通じて料理人が使う言葉・感覚を体感して料理人の言葉の本質を理解する。そして、商品開発で料理人のアドバイスを受ける際に商品開発担当者と料理人の間に味確認室が入って、商品開発担当者と料理人が使う言葉をつなぐ「“味言葉”の翻訳家」としての役目を果たす。

 PIN印は厳しい基準を設定しており、一流料理店に出来上がった商品の味の審査を依頼し、5点満点中4点以上の評価がついた商品だけがPIN印として発売されている。

 (福島厚子)

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら