ファベックス特集:鼎談・大手に負けない地域密着企業の戦略を語ろう
左から、アオヤマ社長 青山重俊氏、一橋大学名誉教授 片岡寛氏、惣菜サミット会長 小平昭雄氏
地方商圏は大手スーパーマーケット、CVS、そしてドラッグストアがスケール・メリットを生かして席巻し、地元の惣菜や調理食品メーカーは価格競争に巻き込まれて地の利を生かし切れずに疲弊しているケースが多い。そのような中、香川県のアオヤマは“惣菜を直径36cmの小鍋調理方式=アオヤマ方式”を確立、中四国全域・関西全域の主だったスーパーマーケットを得意先として和惣菜・サラダなどを届けている。特定企業のベンダーとならずに独自経営をしている青山重俊アオヤマ社長、市場論、商品開発を専門とし