介護食品特集:人手不足追い風、市販用の普及急務

総合 特集 2017.07.24 11562号 06面

 現在、介護食品市場約1100億円と推計される市場規模(濃厚流動食、トロミ調整食品・固形化補助食品、水分補給ゼリー、やわらか食、栄養強化食品など)は超高齢社会の到来で急拡大することは誰もが予測している。病院・施設型に加えて地域包括ケアで老老介護、独居要介護者の増加など在宅高齢者の食事の問題解決が急務であることも誰もが理解している。しかし、栄養士のいる病院や施設の給食現場では調理員の人手不足もあって利用が進んでいるが、市販用は普及の歩みが遅い。こうした背景を踏まえ、日本介護食品

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