胃心伝真=つなぐ意識

総合 コラム 2017.10.02 11600号 01面

 昨年25年ぶりの美酒を味わったが、よもや2年連続で酔わせてもらうことになるとは思わなかった▼今期のプロ野球・広島東洋カープは大物の引退やけが人が相次ぐなどマイナス要素が満載であったが、そうしたマイナスを感じさせなかった。特に逆転勝利が40試合以上を数え、多少リードされていても試合終了まで目が離せない試合が多かった▼カープ打線が強くなったのは、昨年から就任した石井琢朗打撃コーチの存在が大きい。彼が行った意識改革で“つなぐ”意識が芽生え、凡退をただの凡退に終わらせない、次につな

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