食肉・食肉加工品特集:ハム・ソーセージ回復傾向も単価下落 量販は価格訴求を強化

乳肉・油脂 特集 2017.09.22 11593号 10面

 16年の上期はWHO関連の食肉加工品に対するネガティブな報道の影響が尾を引いて、主力のハム・ソーセージが厳しい戦いを強いられた。下期からは回復傾向を示したが、定番商品の価格競争が激化し、全体的な単価が下落した。16年(1~12月)の食肉加工品生産数量は前年比1.1%増の53万8841tと前年を上回った。今年に入っても生産数量は堅調に推移している。17年1~7月累計の食肉加工品生産数量は、同2.7%増の31万2607tと、前年数値をクリアしている。  

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