日本水産、鹿島医薬品工場が竣工 輸出視野、cGMP基準対応

鹿島医薬品工場の外観

鹿島医薬品工場の外観

 日本水産のファインケミカル事業新拠点、鹿島医薬品工場(茨城県神栖市)が11日に竣工した。ファインケミカル総合工場と位置付け、現中計「MVIP2017」の一環として着手していた。医薬品原料としてのEPA生産に特化し、ニッスイが長年にわたり培ってきた高純度EPAの抽出・精製技術を結集させた最新の生産設備を持つ。投資金額は総額80億円、来年1月に稼働開始の予定。既存の鹿島油脂工場に隣接する。  新工場の特徴は(1)将来の海外輸出を視野に入れ、cGMP基準に

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介