胃心伝真=MR精度向上

総合 コラム 2017.06.14 11540号 01面

 多くの食品メーカーが今期の前提為替レートを1ドル=115円前後と円安方向で設定し、保守的な予算計画を組んでいる。だが足元では110円付近のボックス圏で、4~6月四半期業績は計画上振れが続出しそう▼為替が業績見通しのかく乱要因となって久しいが、一方で精度向上が著しいのがMR(マーケティング・リサーチ)ではないか。背景には既存メディアに加えてSNSやビッグデータの活用など、ネット社会の巨大化によって市場を読み解く、または創るための分析ツール・データが多様化していることがある▼ソ

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