一正蒲鉾、練り製品など8月価格改定

水産加工 ニュース 2018.05.11 11698号 02面

 水産練り製品大手の一正蒲鉾は8日、包括的な価格改定を8月20日から実施すると発表した。練り製品と惣菜製品を対象に、同日出荷分から平均10%値上げする。主要原材料のすり身価格が高騰しており、加えて人手不足を背景とした物流費・人件費の継続的な上昇など、練り製品業界は苦境に直面している。同社は「想定を上回るコスト上昇の影響を受け、企業努力だけで吸収することは困難な状況」と説明している。  今後、他メーカーにも追随の動きが広がる可能性がある。先立つ4月24日

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