ニッスイグループ、マサバ陸上養殖へ実証施設 日立造船と共同開発
実証施設のイメージ図
日本水産(ニッスイ)とグループ養殖企業の弓ヶ浜水産(鳥取県境港市)は日立造船と共同で、国内初となる大規模なマサバの循環式陸上養殖の施設開発に着手する。すでに2月15日、3者が共同開発の推進で合意した。実証施設の着工予定は6月、稼働は20年4月からの見込み。また23年3月末までを開発期間とし、同年4月に事業化する見通し。陸上養殖により、アニサキスなどの寄生虫や魚病などのリスク低減が期待される。
共同開発はニッスイと弓ヶ浜水産が保有するマサバ養殖の知見