胃心伝真=残暑見舞い

総合 コラム 2018.08.17 11748号 01面

 今夏の暑さは尋常ではなかった。日中はまだ尾を引いているものの、朝晩はやや落ち着きを見せてきた。セミの変化はツクツクボウシが鳴き声で知らせ、都会でも舞う赤トンボは晩夏を示す。毎年、確実に気温は上昇し、クールビズの慣習はやはり多くの国民を助けた▼ノーネクタイは根付き、男子の場合、次は背広だ。上着はまだ礼儀のために残ってはいる。確かに財布、名刺、手帳、ハンカチ、携帯電話など持ち物は多い。上着の便利さはあっても、外勤者には大いなる厄介者となる。日本の夏は亜熱帯といわれる。エアコンが

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