九州つゆ特集:調味料同士で競合 専用付加価値型が氾濫

調味 特集 2019.04.08 11859号 07面

 醤油、味噌、ウスターソース、ケチャップという基礎調味料が派生する加工調味料で苦戦している。今や調味料売場は多彩な商品群で飾られ、多品種少量化の方向に進み定着してきた。
 つゆも加工品の一つだが、さらに細分化した調味料は「専用」という名の下に、目的、原料別に専用調味料という形で数多く商品化されている。
 醤油やみりん、砂糖などを使っていわゆる「おふくろの味」を持つ家庭は少なくなった。女性の社会進出に伴う調理時間の短縮化や簡便に完

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら