九州つゆ特集:主流はカツオだし アゴだしブームが到来

調味 特集 2019.04.08 11859号 07面

 だしといえば海の幸、山の幸など多様なだし文化が日本には根付き、和食文化を代表する一要素ではある。醤油に加えただしはまろやかさを生み出し、口当たりがよい。
 そのだしの代表として、東日本ではカツオ、西日本ではいりこという通説が以前にはあった。だが、つゆに関してはまろやかさを特徴とするカツオ味が主流で、ほぼ市場の7~8割まで占有している。
 九州では味噌汁などでは昔ながらのいりこでだしを取る習慣が強く、九州内でも地区によってはだし

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