スリーエフのMD戦略 少量生産品を発掘 数量・地域限定強みに

小売 ニュース 2016.08.24 11403号 12面
店内の少量生産品コーナー。加盟店のやる気が売上げを左右する

店内の少量生産品コーナー。加盟店のやる気が売上げを左右する

地産地消の「湘南みかんぱん」。9月16日から神奈川県のスリーエフで販売開始

地産地消の「湘南みかんぱん」。9月16日から神奈川県のスリーエフで販売開始

 スリーエフは、1都3県で約540店という小規模メリットを生かし、大手チェーンにはできない「少量生産品」の開発を推進している。首都圏の中小メーカー中心に全国から発掘した商品は、3年間で登録数約1400品目になった。数量・期間・地域が限定されることから、加盟店発注は早い者勝ち、店頭では“売り切れごめん”だが、「次はいつ入るのか」と待ちわびる顧客も少なくない。最新商品は9月16日販売開始のミカンを使った「湘南みかんぱん」。好評な商品は中元・歳暮ギフトでも取り扱う。

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