胃心伝真=去就の4月

総合 コラム 2017.04.21 11515号 01面

 ファベックスでラテアート世界選手権東京大会が開催され、20代、30代のバリスタが腕を競った。勝てば仲間と喜び合うのは当然だが、負けても「次のチャンスがあるさ」と落ち込む様子もない▼これが経験・成功を積んだベテランだったら勝敗は重い。勝っても負けても、次のチャンスがあるかは分からない。最高の瞬間に退く人もいれば、限界までやって退く人もいる▼4月は去就の季節。去り際の難しさを感じる場面も少なくない。その点、スポーツは分かりやすい。サッカーの三浦知良選手や野球のイチロー選手のよう

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