若干改善されたが…食品の支出厳しい 全国大学生協連が学生生活実態調査

総合 統計・分析 2017.03.01 11492号 02面

 大学生の生活は若干改善されたが、食品への支出は厳しく、急速な増加が望みにくい状況だ。全国大学生活協同組合連合会は2月23日、2016年の学生生活実態調査を公表した。下宿生の「仕送り」「奨学金」は前年から減少し、アルバイトが増えたが、1ヵ月当たりの平均収入は12万0820円で前年に比べて1760円のマイナスとなった。節約・工夫すべき費目として自宅生を含めて食費が上位に依然挙がっている。(伊藤哲朗)  

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