押し付け販売、労務提供6割 優越的地位乱用は減少 フード連合の取引慣行調査

総合 統計・分析 2017.03.27 11502号 01面

 優越的地位の乱用の比率は下がったが、食品企業の営業担当は「労務提供」と「押し付け販売」の合計で、依然6割以上が経験していることが分かった。日本食品関連産業労働組合総連合会(フード連合)は23日、2016年8~9月に実施した取引慣行に関する実態調査の結果を公表した。優越的地位の乱用行為を全く受けていない営業担当の比率は42.3%で前回の調査に比べて2.6ポイント改善されたが、乱用行為を受けた担当の項目は「労務提供」と「押し付け販売」が多く、合計で61.3%と厳しい状況が続いて

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