ノンGM表示、混乱必至 混入率ゼロに近づける 消費者庁

総合 ニュース 2018.02.07 11658号 03面

 消費者庁の遺伝子組み換え表示制度に関する検討会は1月31日、8回目の会合を開き、報告書案をまとめた。消費者団体などが「わかりにくい」「実態と乖離(かいり)」と指摘していた「遺伝子組み換え不使用(ノンGM)」「不分別」の表示について改定する方向となり、ノンGM表示はGMの混入率を限りなくゼロに近づけ、不分別表示は新たな表現方法を求めた。業界側はノンGMを実現してきた現在の生産・流通の仕組みを見直さなければならず、コストの増大にもつながることから、混乱は必至だ。(伊藤哲朗)

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