17年食料自給率ほぼ横ばい 農水省

総合 統計・分析 2018.08.10 11744号 01面

 農林水産省は8日、2017年の食料自給率を公表した。カロリーベースで38%、生産額ベースで65%となり、16年に比べてカロリーベースで0.1ポイントの上昇、生産額ベースで2.1ポイント減少で、ほぼ横ばいとなった。コメの消費低迷、畜産物の輸入増加などが影響した。  16年は天候不順などで小麦、テンサイの生産量が減少したが、17年は回復した。一方で、食料消費全体に占めるコメの割合が減少し、畜産物における需要増に国産も供給を増やしたが、輸入品がより増加した

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