システム方針検討の勘所から選定まで(5)「業務改革型」システム導入 経営資源を有効活用

 これまで、三つのシステム導入パターンのうち「テンプレート型」「システム改良型」を解説した。今回は「業務改革型」を解説する。  業務改革型システム導入の最大の目的は、限りある経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)を有効活用することである。既存の業務構造を抜本的に見直し、業務フロー(ビジネスプロセス)を最適化する観点から再構築する。それによって企業の経営目標が達成され、顧客に対し最大の価値を提供することができる。また、組織内部の都合によって生じている無駄な業

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