味の素社、環境貢献の画期的発明へ投資 実用化で副原料コスト削減

調味 ニュース 2017.05.01 11519号 02面
右から三島良直東工大学長、西井孝明味の素社長、細野秀雄東工大教授、月丘誠一UMI社長、中谷秀雄つばめBHB社長、後藤吉正JST理事

右から三島良直東工大学長、西井孝明味の素社長、細野秀雄東工大教授、月丘誠一UMI社長、中谷秀雄つばめBHB社長、後藤吉正JST理事

 味の素社は、環境負荷低減に貢献する、東京工業大学元素戦略研究センター長の細野秀雄教授らのアンモニア合成の画期的発明の実用化へ投資した。研究開発拠点を東京工業大学すずかけ台キャンパス(横浜市緑区)に置く新会社、「つばめBHB」(中谷秀雄社長、東京都中央区)へ資本金4億5000万円の44%を出資した。4月27日に発表し記者会見した。味の素社の事業の中核をなすアミノ酸の9ヵ国・20拠点での発酵生産で、大量に使用する副原料アンモニアの安定供給・輸送コスト削減につなげる。事業基盤に直

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