米国産冷凍牛肉、セーフガード発動 予想される売価上昇、柔軟対応求める 生団連会長ら要望

 米国産冷凍牛肉は、日本政府が8月1日から発動した緊急輸入制限(セーフガード)によって18年3月31日まで関税率が50%と11.5ポイント引き上げられたことから、今後の販売価格の上昇が予想されている。セーフガードについて柔軟な対応を求めて国民生活産業・消費者団体連合会(生団連)が提出した農林水産大臣への要望書(7月27日付)は、「米国産牛肉が日常の食生活に相応の位置を占めることから、消費者利益が損なわれ、国民の生活にも多大な影響を与えかねないと憂慮している」とした。(川崎博之

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