17年度の食料自給率 肉の消費増反映

総合 統計・分析 2018.08.13 11746号 02面

 農林水産省が8日公表した2017年度の食料自給率は、肉の消費増を反映するものとなった。畜産物の国産熱量は前年度に対して2kcal減の67kcalであるのに対して、総供給熱量は同12kcal増の425kcalと輸入品の消費増を示し、カロリーベースの食料自給率を引き下げる方向へ0.2ポイント影響している。  畜産物の国内生産額は前年度に対して358億円増えて2兆9022億円となった。しかし、国内消費仕向額が2402億円増加の4兆9563億円と国産の伸びを

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