取材手帖:鹿島食品・大槻眞人社長「共に成長」

 「人口減や節約志向で顧客の購買意欲が低下し、再びデフレが懸念されないわけでもない。しかし、過去とは違い現在は消費行動が多様化する。付加価値と価格訴求を求める生活者と二極化してきた」と語るのは業務用食材卸、鹿島食品の大槻眞人社長(写真)。  前9月期業績(速報値)は、売上高前年比3%増の61億5000万円、経常利益率1.6%の増収増益で着地した。増収はザラ場の料飲食店の底上げと新規顧客開拓が奏功した。増益は売値や物流経費の見直しによる。

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