中小企業の人手不足、かなり深刻2割 採用困難7割超 中小機構調べ

総合 統計・分析 2017.04.17 11513号 01面

 中小企業基盤整備機構(中小機構)によれば、中小企業の73.7%が人手不足で、19.7%は「かなり深刻」と感じている。すべての業種で7割以上が「人材の採用が困難」だという。「従業員の多能工化・兼任化」「残業の増加」で対応しており、「IT化、設備導入による省力化」「女性の採用増」「外国人の採用」は少数だった。また、「中小企業景況調査」によれば、景気後退期でも人手が不足する傾向が12年以降急速に強まり慢性化している。(小島麻由美)

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