漬物JAS格付、前年並み HACCP導入にJAS制度活用を 全漬検総会報告
西村信作会長
野崎伸一全漬連会長
16年6月~17年5月の漬物のJAS格付依頼検査実績は前年比0.3%増だった。「調味梅干」「キムチ」の増加が奏功した一方、「らっきょう酢漬」は大幅に減少した。7月28日に全国漬物検査協会(全漬検)が、東京都内のホテルで開催した「平成29年度通常総会」で報告された。HACCP手法の義務化が18年に法制化され、20年の東京オリンピック・パラリンピック前の導入実施が目標となっていることから、西村信作会長は「HACCP手法は、JAS認定工場の衛生管理の手法と同様」だとしてJAS制度