17年10~12月の業況判断DI、2四半期ぶりに上昇 地方圏、人手不足が顕著
中小企業基盤整備機構(中小機構)が発表した17年10~12月の全産業業況判断DIは-14.4と2四半期ぶりに上昇した。上昇幅は前期差0.4ポイントと微増だった。製造、建設業の上昇が寄与した一方、人手不足、天候不順、原材料価格上昇などにより、卸売、小売、サービス業は下落した。17年通年では業況が緩やかに改善し人手不足感が強まった。特に都市圏より地方圏の不足感が顕著になった。 原材料・商品仕入れ単価DI(前年同期比)は30.1と前期差4.2ポイント増で