漬物業界、書き入れ時の年末商戦 原料生育進み巻き返しへ

農産加工 ニュース 2018.12.07 11805号 03面
17年の年末商戦は原料不足で積極的な販促ができなかった

17年の年末商戦は原料不足で積極的な販促ができなかった

 年末年始に向け、漬物業界は“書き入れ時”を迎える。17年は天候要因でほとんどの原料が不足していた。正月に欠かせない千枚漬け原料も不作だった。容量の多い“徳用”の生産を取りやめるなど積極的な販促はできなかった。18年はTV番組の影響で梅干し、キムチの売れ行きが好調に推移した。特に梅干しは、業界が経験したことがないほど売れた。度重なる台風の上陸などで、播種した種が流されてまき直すなどしたが、10月末から温暖で生育が進んでいる。「原料によっては十分とはいえないが、ほとんどが不足し

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