海を渡った日本食・最前線からの報告(73)みずほの村市場バンコク店<上>

総合 連載 2016.02.05 11309号 03面
仕入れ日直後は陳列棚が日本産の野菜やイチゴで満載となるという「みずほの村市場バンコク店」=バンコク・スクンビット39で小堀晋一が15年12月28日写す

仕入れ日直後は陳列棚が日本産の野菜やイチゴで満載となるという「みずほの村市場バンコク店」=バンコク・スクンビット39で小堀晋一が15年12月28日写す

 ●ASEANの成長、日本に  バンコク中心部の日本人が多く居住する地区に目指す店舗はあった。消費者のためにも生産者のためにも「本物の農産物作り」をしていこうと、茨城県などの農業生産者50戸以上が集まって結成した「みずほの村市場」(同県つくば市)。その「バンコク店」。2014年4月にオープン。安価な中国産よりは若干価格は高めでも、新鮮で安全な農産物を買い求めようと今ではタイ人客が全体の80%を占めるまでとなった。タイで始まった新たな日本の農業の取組みが

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