東京2020で変わる(2)食を変える2つの格差

総合 連載 2016.04.27 11346号 03面

 今日の日本は、海外の食文化が根付いて久しいが、1964年に東京で開催した第18回オリンピック競技大会が欧米食を一般に普及させたきっかけといっても過言ではない。同大会に向けては、世界各国の食事を大会期間中に安定供給するため、冷凍食品技術が急速に進展し、その後外食産業の発展と欧米食の普及へとつながっていった。来る東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(東京2020大会)は、われわれの食生活にどのような変化をもたらし、どのような事業機会を生むだろうか。

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