加熱するタイ食品見本市(下)ハラールに大きな関心

総合 連載 2017.07.03 11551号 03面
ソンクラー県から参加したハラール食品企業。非豚由来のスープなどを展示していた=バンコク北郊のイベント施設で小堀が5月31日写す

ソンクラー県から参加したハラール食品企業。非豚由来のスープなどを展示していた=バンコク北郊のイベント施設で小堀が5月31日写す

 5月末から6月初めにかけて開かれたタイ最大級の食品見本市「タイフェックス2017」。過去最大規模となる中、大きく注目を集めた一つにイスラム教の戒律に沿った「ハラール」食品のコーナーがあった。メーン会場の一つ「チャレンジャーホール」では、鮮やかな緑色で統一された「ハラール・パビリオン」が設置され、イスラム圏などからの多くの来場者でにぎわった。  南部最大の都市ハートヤイから出展した「デリス・コーヒー」。ブースの前を通り掛かると、頭にヒジャブをまとった女

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