変革時代のキャリア形成(5)秀でた人材の確保には

総合 連載 2017.12.04 11628号 03面

 外部人材の登用は、当然のことながら自社で育成が追いつかない、あるいは新しいビジネスや地域展開をする際に経験値がないものを補給するのであり、自社内に人材がいれば本来ベストである。自社に多様で秀でた人材を確保するポイントを考えてみたい。  一つは、日本企業ではこれまでタブー視されがちであった早い時点での一部人材の抜てきである。有力外資企業では20代や30代の前半から少数の有望な人材を選び独自の研修や育成を施し、未来の経営層とすべく磨いていく。当然途中の入

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