世界に羽ばたく日本の食 外務省「食産業担当」現地ルポ(34)ロシア 極東の成功を西に波及

総合 連載 2018.04.06 11684号 01面
ウラジオストクに昨年11月に常設店としてオープンした「麺や琥張玖」の店内。ラーメンを食べている人物は池田幸介領事本人

ウラジオストクに昨年11月に常設店としてオープンした「麺や琥張玖」の店内。ラーメンを食べている人物は池田幸介領事本人

サイドメニューの「キムチラーメン」もお薦めという

サイドメニューの「キムチラーメン」もお薦めという

 ●窓口は空路2時間  日本の食品産業のロシアへの進出には、中国における香港のように、ウラジオストクが窓口として重要である。東京から空路わずか2時間強の距離に位置するウラジオストクは、モスクワまで続くシベリア鉄道の東の起点であり、かつ、極東最大規模の港湾を有する経済・物流の一大拠点である。  ウラジオストクと日本の関係は深い。ヒト、モノの動きの活発さと、地理的条件があり、市内では簡単に日本食材が手に入り、数多くの日本食レストラン

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら