タイのCVS事情、頭打ちも今なお出店ラッシュ

小売 ニュース 2018.04.23 11692号 10面
タイ最大のCVS「セブンイレブン」は昨年8月、1万店の大台を超えた=タイ東北部ルーイ県で小堀が写す

タイ最大のCVS「セブンイレブン」は昨年8月、1万店の大台を超えた=タイ東北部ルーイ県で小堀が写す

日系CVSの攻勢に他資本も負けてはいない。英系の「テスコロータス」は、年100店のペースで出店を続ける方針だ=タイ東北部ルーイ県で小堀が写す

日系CVSの攻勢に他資本も負けてはいない。英系の「テスコロータス」は、年100店のペースで出店を続ける方針だ=タイ東北部ルーイ県で小堀が写す

 タイ全土に1万5000店はあるというのが、日本発祥の24時間営業のコンビニエンスストア(CVS)。カンボジアやラオス、ミャンマーといった隣接県に近いどんな辺地に行っても、一つや二つはあるのが食料や生活雑貨を扱うこうしたCVSだ。中でもセブンイレブンは単独で1万店を超すほどの浸透ぶり。タイ全土で「セブン」の愛称で親しまれており、住民の貴重な生活インフラになっている。消費市場の規模が頭打ちとされる中でも、今なお出店ラッシュが続くタイのCVS事情を伝える。

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