海外日本食 成功の分水嶺(61)サムライダイナー<上> 昭和の良き日本をタイで

外食 連載 2018.10.05 11775号 03面
昭和のレトロ感たっぷり「サムライダイナー」と店長の大高昇平さん=タイ・バンコクで小堀晋一が9月21日写す

昭和のレトロ感たっぷり「サムライダイナー」と店長の大高昇平さん=タイ・バンコクで小堀晋一が9月21日写す

 模擬店のような小規模飲食店が軒を連ねるタイ・バンコク・プラカノン地区の商業エリア「W(ダブル)ディクトリクト」。5年前にオープンしたばかりにもかかわらず、個性的な装いに週末はもとより平日でも多くのタイ人、西洋人客らでにぎわう。この一角に8月1日に新規開店した一風変わった日本食レストランがあり、話題を呼んでいる。  喫茶店と洋食店を合わせ持ったイメージの「サムライダイナー」。ステンドグラスを模した概観に、店内は木目を基調としたレトロな造り。調度品には、

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