タイ 増える自動販売機 異業種参入が契機

深夜の客待ちをする電子決済対応の自販機=高架鉄道BTSのプロンポン駅構内で。10月12日、小堀写す

深夜の客待ちをする電子決済対応の自販機=高架鉄道BTSのプロンポン駅構内で。10月12日、小堀写す

 ずんぐりとした胴体のような立方体の体型に、表示部全面は凹凸のないタッチパネル。電子的に描かれたPET飲料や缶飲料のイラストで、かろうじてこれが自動販売機であることが分かる。スマートフォンで読み取れるQRコードもあり、電子通貨による支払い対応も。機種によっては携帯電話料金の支払いやオンラインショップの決済などもできるという優れものまである。多様化の進んだタイの自動販売機事情をお知らせする。(バンコク=ジャーナリスト・小堀晋一)

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