東南アジア 厳格化する酒類販売規制 販売時間の制限を徹底

酒類 ニュース 2019.04.22 11867号 05面
酒類の棚は販売時間以外はカーテンが掛かっている。日本語の記載もある=4月14日、タイ・チェンライ県で。小堀晋一写す

酒類の棚は販売時間以外はカーテンが掛かっている。日本語の記載もある=4月14日、タイ・チェンライ県で。小堀晋一写す

 国土の復興と人口増の続くカンボジアで、内戦終結以来、未整備が続いていた酒類販売規制の検討が始まった。若者や女性が過度な飲酒に走り、交通事故の多発や健康への被害が増しているためだ。インドシナ半島を中心とする東南アジア一円では同様の酒類規制が進んでおり、タイでは厳格に販売のできる時間帯が決められている。各国の現状をまとめた。
 インドシナ諸国で最後の取組みとなるカンボジアでは、早ければ年内にも規制の骨子が固まる見通しだ。販売の直接の制限は反発が大きいこと

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