ビール酒造組合、未成年者飲酒防止キャンペーン表彰式 全部門で5800の応募
最優秀賞の受賞者(前列)とビール酒造組合の平野伸一会長代表理事(後列右)、東ちづる審査委員長(同左)
ビール酒造組合は23日、東京・第一ホテルアネックスで第15回未成年者飲酒防止キャンペーンの表彰式を開催した。平野伸一会長代表理事(アサヒビール社長)は「今年は全部門合わせて約5800の応募があった。どれも一生懸命さが感じられる作品ばかりだった」とあいさつ。二度の審査を経て、女優の東ちづる審査委員長、国税庁の宮葉敏之酒税課酒税企画官などが最終審査を行った。
東審査委員長は「飲酒防止という普段考えないことを、つきつめて考えることが大切。酒は大人にとっては素晴らしい文化で、決して悪くない。なぜ未成年者の飲酒がよくないのか、考えたことをたくさんの人に伝えてほしい」と講評した。各部門の最優秀賞の受賞者は次の通り。
〈ポスター部門〉▽高校=加藤沙矢佳(岐阜県立岐阜総合学園高等学校3年)▽中学=船越真樹子(宮城県・仙台市立鶴谷中学校2年)
〈スローガン部門〉▽高校=福本温(京都府・立命館宇治高等学校3年)▽中学=花澤樹(静岡県・磐田東中学校3年)
〈学校賞〉▽高校=沖縄県立嘉手納高等学校、長濱直子教諭▽中学=茨城県・鹿嶋市立高松中学校、関根幸枝教諭
(丸山正和)