2017新春の抱負:日本蒸留酒酒造組合・大宮久理事長 発展へ異質化競争も
16年を振り返りますと、アベノミクスの継続で訪日外国人の増加や雇用の改善などの明るい材料もみられましたが、海外では、今後の世界経済に大きな影響を与えかねない出来事も発生し、これらによって円相場も大きく変動するなど、企業収益の将来は見通し難いものとなっております。 酒類業界におきましては、少子高齢化に伴う飲酒人口の減少という将来にわたる問題があります。現在、「酒類の公正な取引の基準」の策定作業が進んでおりますが、こういう時こそ、業界を挙げて過度な価格