価格から価値競争へ キリンビール、「一番搾り」を刷新
「新・一番搾りを日本のビールの本流にする」と意気込む布施孝之社長
いわゆる“安売り規制”で、夏場の最盛期を前に酒類の店頭価格が上がる中、メーカーがビールの価値訴求に取り組む。キリンビールの布施孝之社長は5日、東京都内で会見し主力ビール「一番搾り」の4年ぶりとなるリニューアルを発表。「これからのビールは価格ではなく、価値や品質で競争しなくてはならない」と語り、「刷新後はキリン史上最高の販促で、おいしさを一人でも多くの人に届ける。17年を一番搾りの再成長・元年としたい」と宣言した。 1日に施行された改正酒税法による店