日欧EPA大枠合意、ワイン関税を撤廃へ

酒類 ニュース 2017.07.12 11557号 01面
田村公一酒税課長

田村公一酒税課長

 日本と欧州連合(EU)はEPA(経済連携協定)交渉で大枠合意し、協定発効後に日本の輸出・輸入の全ワインの関税が即時撤廃となることが決まった。国税庁の田村公一酒税課長は7日、「今後はEU仕様の製造法でなくても、国内向けの日本ワインに自己証明を付けることで輸出できる」と交渉の成果を強調。また、「EUの岩盤規制を撤廃させたことで、5億人規模の最先端市場である欧州を開拓できるようになる」と期待を示した。  従来の関税(アルコール度数14度の場合)は、EU側は

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