17年上半期ビール類課税移出数量、5年連続で過去最低を更新
ビール大手5社が12日発表した17年上半期(1~6月)の課税移出数量は、5社のビール類計で前年比1.3%減の1億9025万ケース(大瓶換算)と、上期としては5年連続で過去最低を更新した。長年の減少基調に加えて、6月1日施行の改正酒税法による店頭価格の上昇が影響したとみられる。分野別でみるとビールではサッポロとオリオン、新ジャンルはアサヒとサントリーがプラスと好調を維持したメーカーもある。 ビール、発泡酒、新ジャンルの3分野すべてが前年実績を割るのは