アサヒビール、国産シングルモルトウイスキーの限定品戦略を加速
ニッカウヰスキーの佐久間正チーフブレンダーが厳選した2品
アサヒビールは、国産シングルモルトウイスキーの限定品戦略を加速させる。「余市」「宮城峡」の限定品を、9月下旬に日本国内で、11月以降には欧州と米国で発売する。嗜好（しこう）の違いによって国内外で中身を変える。出荷調整の段階にある中で、限定品の発売を通じ両ブランドが持つ多様性を伝えるとともに、ブランド鮮度の維持を図る。 国産シングルモルトは14年以降、人気が高止まりを続けている。供給が追いつかない状態で、16年1～6月も前年比3％減と需要の伸びを享受
