ビール苦味成分が認知機能に効果 キリンの健康技術研究所が発表

酒類 ニュース 2017.12.04 11628号 03面

 キリンの健康技術研究所は、ホップ由来のビールの苦味成分が低下した認知機能を改善することを世界で初めて解明した。同成分がアルツハイマー病発症時の海馬の活動を改善するため。研究は東京大学、学習院大学と共同で行い、11月26日までに開催された「第36回日本認知症学会学術集会」で発表した。  アルツハイマー病を発症し認知機能が低下したマウスに7日間ビールの苦味成分であるイソα酸を投与した結果、記憶に重要な役割を持つ海馬の異常活動が改善することが分かった。「イ

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