日本洋酒輸入協会・米井理事長 EU産関税撤廃で輸入ワインの消費拡大に期待
米井元一理事長
日本洋酒輸入協会は11日、輸入記者会との年末会見を東京・京橋モルチェで開いた。米井元一理事長(明治屋会長)は、日欧EPA(経済連携協定)合意によって19年にEU(欧州連合)産ワインの関税(750mlで50から94円)が即時撤廃されることに触れ、「チリやオーストラリアを含め、輸入ワインの93%の関税が撤廃となり消費の拡大が期待される」とした一方で、「それ以上の取引条件の乱れを懸念している」との考えを示し、おおむね次のように述べた。(丸山正和) *