ビール類17年市場 消費環境、一段と厳しく ビール、新ジャンルではプラスも

酒類 ニュース 2018.02.16 11662号 10面

 17年のビール類市場は、6月の改正酒税法施行に夏場の天候不順が重なり、例年になく苦戦を強いられた。そうした中でも、アサヒとサントリーの新ジャンル、サッポロとオリオンのビールが前年超えを果たすなど結果を残した。ビール大手5社の3分野計の減少幅は16年比で0.2ポイントと小幅にとどまり、厳しさを増す環境下で、各社の商品提案や販促が奏功したといえそうだ。  17年の年間課税移出数量は大手5社の3分野トータルで、前年比2.6%減で着地。13年連続の前年割れで

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