東京農業大学、「農芸化学科」が復活 20年ぶり伝統の名称

総合 ニュース 2018.03.14 11673号 05面
高野克己学長

高野克己学長

 東京農業大学は4月1日から「農芸化学科」の名称を復活する。98年に「生物応用化学科」に変更して以来、20年ぶりに伝統ある学科名に戻す。「化学的な視点から持続可能でより豊かな生活を提案する」をコンセプトに、新たな時代の要請に応えていく考えだ。6日に東京・丸ビルで食品をはじめとする企業関係者ら220人に向けてシンポジウムを開催し、高野克己学長らがキックオフ宣言をした。  東京農業大学の農芸化学科は、ビタミンB1の発見者として知られる鈴木梅太郎博士が190

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