キリンビール、第1四半期は好発進 ビールと新分野強化
布施孝之社長
キリンビールは第2四半期、ビールと新ジャンルの強化を加速させる。4月から主力ビールの「一番搾り」で飲食店向け施策「極上〈生〉」をスタートするほか、6月には新ジャンル「のどごし〈生〉」の中身と外装をリニューアルする。好調な「本麒麟」は製造を従来の6工場から全9工場へと拡大し拡販を急ぐ。「のどごし」の再活性化とあわせ、課題とする新ジャンルの立て直しにつなげたい考えだ。 同社は第1四半期、ビール類計で市場(前年比1.3%減の見込み)を大きく上回る5%増で