キリン、クラフトビールをAIで普及へ キリンシティ2店舗でアプリ導入 未飲用者の取り込みを

酒類 ニュース 2018.11.09 11793号 02面
キリンのR&D本部酒類技術研究所の太田惣介氏(右)とAIリビングラボの杉山邦洋リーダー

キリンのR&D本部酒類技術研究所の太田惣介氏(右)とAIリビングラボの杉山邦洋リーダー

 キリンがAI(人工知能)を使ったクラフトビールの普及に乗り出す。簡単な10の質問に答えると、店舗にある4銘柄から利用者の好みに合ったクラフトビールを選び出すアプリ「ビアナビ」を、8日から飲食店に導入した。生活スタイルに関する一般的な質問が多く、クラフトビールを全く飲んだことがない人でも気軽に利用できるのが特徴だ。社会的な関心が高い一方で、実際の飲用が一部のビール好きに偏りがちなクラフトビール。新しい仕掛けによって未経験者の取り込みにつなげる狙い。  

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