日本酒造組合中央会、海外へPR加速 「国内消費に頼らない」
日本酒造組合中央会の篠原成行会長(中央)と副会長
日本酒造組合中央会は海外での和酒PRを加速する。国内の清酒消費は年々減少しており、“底打ち宣言”が出せない状況が続いている。「政府の援助も受け海外での認知拡大を図っており成果が出ている。すぐに大きな数量とはならないかもしれないがGI日本酒が世界で受け入れられ、国内消費だけに左右されない時代を目指す」(篠原成行会長)。本格焼酎や泡盛についても、現地の嗜好(しこう)に合わせた訴求をスタート。海外で着実に認知度を高めている。 国内の消費状況は10月までの